「成すも成さぬもないのだが」第二回 好評発売中!

前回に引き続き、鷲崎健著「成すも成さぬもないのだが」イラストを担当させていただきました。
(11/27配信開始)

第二回は「とても個人的な音楽のはなし」と題して、自身も音楽活動をやってらっしゃる鷲崎さんの音楽のルーツが語られています。

この原稿を読んだ時は本当にわくわくしました。
(それと同時に描けるのか?というプレッシャーも付いてくるわけですが、とりあえず置いといて。)

RCサクセションとの出会い、オーティス・レディングのレコードを初めて聴いた時の衝撃、なんていう話はそういう音楽との出会いをしたことのある人なら興奮を伴う共感があるはず。

エッセイの中に出てくる、モンタレー・ポップ・フェスティバルのA面がジミヘン、B面がオーティスというレコード(イラストのジャケットは私が勝手に考えたオリジナルです)はもう廃盤になってるようですが、同フェスティバルのライブCDは入手できました。
ラストの「Try A Little Tenderness」のこれでもかとばかりの盛り上がり。しびれます。

音楽におけるお兄さんからの影響が語られていますが、私も10代の頃の音楽の影響は、全て3歳上の姉から。
いわゆるインディーズレーベル黎明期に、普通のレコード屋さんには売っていないソノシートやら何やらを自然に聴いている環境にあったので、この辺もとても共感してしまいます。

今回もイラストは3カット。
文章にリズムと熱が感じられる第二回。とてもオススメです。