同室の友人に誘われて、台湾×米国の出版社のブースへ。
そこは待たずに、しかもゆっくりと作品を見て貰えました。
若い女性編集者を相手に、初めはファイリングを開いて作品の説明をしたり、質問に答えたり。
質問の例を挙げると「これは出版されているの?」とか「受賞歴はある?」とかそんな感じ。
その後に絵本を。英訳した2冊を順番に読んで貰います。
私はこの日からは通訳を介さず、自分のつたない英語で売り込みすることにしました。
今後一緒にものを作っていく可能性のある相手なら、自分で直接話をしたいと思ったので。
今持っている作品と営業力(語学力含め)が及ばないなら、鍛え直して来年出直せばいい。
むしろそれを知るために来たのだから、と心を決めました。
ちなみにブックフェア会場内の会話は基本的に英語。
言語に関しては、英語さえ出来れば世界中の出版社と繋がれるのです。
話を戻して女性編集者からは予期せぬ高評価を頂き、手書きで名前を書いた名刺をいただきます。
逆に私の渡した名刺には、絵本のタイトルを書いていました。
おそらく後で作品のPDFファイルが送られてきたら、照らし合わせるのだと思います。
(なのですが、のちにこの名刺を無くしてしまう…!泣)
調子づいた私はその後数社の行列に並びました。反応はそれぞれです。
長く並んだ末に「テイストが違う」と瞬殺の所もあれば
逆に好反応でエディターのメールアドレスを教えて貰い、PDFを送る約束をした所もありました。
その日の終わりに感じたのは「なんて楽しいんだろう」。
どうやら目覚めてしまった模様。
さて、次回は売り込みについてもう少し詳しく。乞うご期待…!