『あした、また学校で』(工藤純子著・講談社)のカバーイラストと挿絵を担当させていただきました

10月31日発売の工藤純子さんの書籍『あした、また学校で』(講談社)カバーの立体イラストと挿絵を担当させていただきました。
舞台は小学校。「学校はだれのものなのか?」がテーマになっています。
ジャンルとしては児童文学になりますが、ひとつの事件を通して子供の立場、親の立場、教師の立場から描かれていて、広い世代に共感される物語だと思います。
子供の感情が細やかに表現されていて、泣きながら挿絵を描いたシーンもありました。

カバーは表紙の校舎から裏表紙まで校庭が続くデザインになっています。
以前にも半立体イラストで書籍のカバーを担当させていただいていますが、今回はぐっと世界に入り込んだような奥行きの感じられる構成にしています。

書籍の仕事はやはり楽しいです。人の作品に寄り添って作品を作るのはイラストレーションの醍醐味だなあと感じます。
著者の工藤純子さん、講談社の片寄さん、デザインの坂川さん、本当にありがとうございました。

良い本ですので、ぜひお手に取って読んでみてください。

Today, the book was published which I worked on. Although the novel is written for elementary school students, I expect that it will be loved by wide range people. Please take a look at the bookstore!