2020年のまとめと2021年の抱負

新年あけましておめでとうございます。
2020年はおそらく誰にとっても大変な年だったと思います。
みなさま本当にお疲れ様でした。

私は一昨年12月からアニメーション作品「PATTERNS」の為に家に引きこもり、仕事もお断りして朝から晩まで制作しておりました。
友人には花見の季節まで会えないと言っていたのですが、いざ花見の季節になったら別の理由で会えなくなっていました。

その後も制作に没頭することで日々の不安から逃れられていた気がします。
ただ、結果はなかなか思うようにいかず、手応えを感じられない悔し泣きの一年でもありました。

とはいえ、
6月に大阪、10月に東京での個展。
3月、12月にアニメーションの国内での上映。10月(台湾)、11月(ブラジル)、12月(アメリカ)の映画祭での上映。

と、書き出してみると発表の機会は充実していました。
何より、このような状況下で作品を観に来てくださった方々には感謝しかありません。本当にありがとうございました。
友人達の応援に救われた一年でもありました。

2020年はイラストレーターとしては10周年を迎えた一方、アニメーション作家という新たな肩書きも加わりました。
肩書きにを増やすことに対しては慎重だったのですが、海外の映画祭で初めてスクリーニングフィーを戴いたのをきっかけに職業として名乗る覚悟を決めました。

さて、2021年は全く予定が立っていない状況ですが、当面はこの自粛生活を利用してイラストレーション、アニメーションの研究や沢山の作品に触れる事に時間を費やす所存です。

今年の抱負はとにかく生きること。2021年を生きて終えることができたらそれで十分です。
あとはあまり人に合わせず、自分のペースで納得して進めて行けたらなと思っています。

なんとなくピリッとしないご挨拶ですが、今年は自分に対しても、他人に対しても少し甘めくらいが良いのではないかと。

そんな感じで本年もどうぞよろしくお願いいたします。