ボローニャ国際絵本原画展の巡回展が四日市市立博物館で開催されています。
光栄にもこちらの展示のメインビジュアルに起用して頂きました。
折角ですので、見学も兼ねて行って参りました。
四日市市立博物館は2016年のボローニャ巡回展5館の中で唯一の博物館というだけあって、他とは少し環境が違っているようです。
5階建ての建物の中には、四日市の歴史や公害と環境を扱った常設展、ボローニャのような特別展、また現時点では世界一多くの星(1億4千万)を投影できるプラネタリウムがあり、各フロアで異なる展示を見ることができます。
私はプラネタリウムが好きなので、伺う前から楽しみにしていました。
星の数もさることながら、なんだかとても立体的に見えます。星と星の間に奥行が感じられるのです。
プログラムは時間によっていくつか用意されているようで、手元のボタンでクイズに参加することもできます。
常設展の歴史のフロアは地元のボランティアの方が解説してくださいました。
ちょっとした体験もさせていただいたり。
また四日市といえばかつて日本の四大公害に挙げられる大気汚染がありました。その公害にまつわる記録が常設されています。
そういえば私も四日市の名前を初めて知ったのは、社会科の教科書だったように思います。
博物館の方が「今、四日市の空が青いのは本当に幸せなこと」と仰っていたのが印象的でした。
私が訪れた日はとても天気が良く、プラネタリウムの丸い屋根の上には青い空がありました。
ボローニャ国際絵本原画展は10/30まで。
今日(23日)はワークショップなどのイベントもあるそうですから、是非足を運んでみてください。
▼四日市市立博物館ホームページ
http://www.city.yokkaichi.mie.jp/museum/museum.html